救急指定
2次
病床数
420床
医師数
72名
国立病院機構 信州上田医療センター
- 住所
- 〒386-8610
長野県上田市緑が丘1-27-21
当院は上小医療圏(上田市、小県郡)の急性期中核病院、二次輪番病院の後方支援病院として位置付けられております。しかし、私が院長になった平成21年9月頃は医師不足のためその機能を失いかけておりました。医師の数はピーク時(平成16年)の52名から平成20年の32名にまで減少、特に平成18年4月に常勤麻酔科医がいなくなり、平成21年4月には4名いた産婦人科医がいなくなってしまいました。このため当院の大きな役割の一つであるハイリスク分娩への対応、夜間・休日の緊急手術への対応が不可能になってしまいました。 平成22年1月に国の地域医療再生計画が長野県では上小地域と上伊那地域に指定されました。当院ではその基金を医師確保に使わせていただきました。信州大学を始め、東京大学、埼玉医科大学のご協力により、また、長野県、上田広域連合のご協力を得て、当院に地域医療教育センターを立ち上げ医師確保に努力して参りました。その結果、医師の数は平成26年6月現在57名になり、麻酔科の常勤医は2名になりました。平成26年4月からは常勤産婦人科医が3名になり、ハイリスク分娩も再開されました。 現在日本は人類史上例のない超高齢化・少子化社会を迎えております。このような状況をふまえ、国は「病院完結型医療」から「地域完結型医療」へと大きく方向転換いたしました。現在死亡原因の第一位であるがんは高齢者の増加とともに今後さらに増え、2位の心疾患、3位の肺炎、4位の脳血管疾患も増加していくものと思われます。当院はこれらの疾患に対応できる体制を整え、上田、小県地域の住民の皆様が安心して出産をし、子育てができ、老後を暮らすことができるよう病院および地域の医療体制を強化していく所存です。